2位トーナメント 9/53日

朝はおじいちゃんの三回忌で目黒へ。
おじいちゃんの眠る寺の隣には雅叙園っていう立派な式場がある。
今回時間が余ったから初めてこの大きな建築物を見学。
初めは洋風だか和風だか微妙で、「金ぴかにすりゃいいってもんじゃない」なんて思ってたけど、
光の採り入れ方や、建築という人工的なもののなかに自然をうまく採り込んでいるのを感じて、
すばらしい建築だと感動した。
ホテルのような室内(大空間)にさらにかやぶき屋根の料亭が存在するといった感じ。
トイレもおかしいくらいに豪華だったり、
たかがコーヒー一杯に¥850くらいするカフェがあったり、
贅沢ではあるが、非常に装飾にもこだわりがあって見事であった。
それから寺で法事をすませて、
サークルの試合で中央大の多摩キャンパスへ。
俺が行った頃には2年生の試合の②セット目の中盤。
相手にリードされた場面。
遅れて登場した俺を見て微妙に空気が和んだようだ。
そっから怒涛の反撃を見せ、フルセットにもつれこむ。
3セット目は相手リードでコートチェンジをむかえるが、これまた逆転。
出番こそなかったが、この感動的な勝利に素直に喜ぶ。
何しろ他の学年は全滅して、これで2年が負けたら
せっかく行ったのに出られないという悲しい結末になりかねなかったのだ。
そして次の試合まで、おおよそ四時間以上が経過した。
風の通らない体育館は蒸していて、いるだけで体力を奪っていく。
そしてなかなか進まない他のチームの試合に緊張感が消えていくという悪循環。
試合間が②試合だから通常の待ち時間はせいぜい2〜3時間であろうが。
そして迎えた東京理科大戦!
俺はセッターではなくリベロとして出場!
リベロをやるのなんて初めてだった。
レシーブが上手いわけでもないが…
とりあえず足を引っ張らずにやりたい。
リベロでもっとも大変なのは、
交代してベンチにいる時間にモチベーションを保つ事だとわかった。
コートに出たり入ったりする役なわけだが、コート外から的確に流れを読み、
コートに入ったらムードを作っていくのも大事だ。
簡単そうに見えて、ひとたびコート外に出て、流れに乗るのは案外難しかった。
常に緊張し、気持ちはずっとコートになくちゃ、この大役はできないと思った。
半分しかない出番をミスなしでこなそうと思ったけど、
ポジションどりに失敗してばっかりで結構取れるボールを落としてしまったのは悔やまれる。


結局②試合目、さんざん待たされたあげく、俺たちは力尽きた。
相手はしっかりしたアタッカーばかりで実力の差は明らかだった。
うちもベストコンディションならいい勝負が出来たはずだ。
しかし暑さや練習不足に負けた。
俺もセッター以外でも活躍の場を見つけないと厳しいと改めて感じた。


試合後、サークル恒例の打ち上げです。
おとといの今日だけど、あの子も飲みの場にいるのでやけ酒はなしで。
前半はまったり先輩と語り、後半は2年男子で盛り上がった。
うちのサークルはやっぱ先輩が天才的におもしろい♪
今日は久々に飲みの後電車でふらふら帰った。
明日は休養しよう。きっとハリポタでも読んで過ごすよ。