内と外

昨日はだいぶ沈んだ日記を書いてしまったけど
一睡して少しリフレッシュ。


最近思ってること。
テレビ番組とかで途上国の様子や
温暖化で実際に水没してる島国(ツバルなど)、
深刻な森林伐採や砂漠化、
戦争といった様々な現実を目の当たりにする機会は多い。
でも日本人に与えるインスピレーションって思ってるほど大きくないのではないか。
国内でさえ地方が切り捨てられている現実を見ていると
日本人の視野の狭さを感じてしまう。


例えばヨーロッパでは国外で起きている事実を知って
このままじゃまずいと感じて意識を変える人が多いそうだ。

これは日本と欧米の過去の民族性からも言えるのではなかろうか。
街並みと民族性について以前日記を書いたことがある。
それとは異なるが
例えば日本人は家の中をキレイにするが
家の外、道路で起きることには無関心だというのである。
一歩敷地を出れば自分の土地ではないという意識。
明らかにヨーロッパの考え方とは違う。

これが今の国際問題や格差問題とも無関係でないと思われる。
自分の住んでる場所さえ良ければいいとする考え方。
この考え方をドラスティックに変えることはなかなか難しいだろう。
多分己の身に火の粉が降りかかるその日まで
私たちの愚かな振る舞いは消えそうにない。