プラスマイナスゼロ

別に行政批判でも企業批判でもないが、また最近思うことがある。


燃費を向上した車を作ったので、たくさん使って下さい


と車会社は宣伝する。
この矛盾は、企業には根本的に解決できない部分である。
石油会社はどれだけ化石燃料がよくないかをわかっていても

「皆さん、石油を使わないで」


とは言えない。


都市交通の世界では
都市では車を減らしたいはずなのに
燃費が悪化(CO2排出)するのを解消するために渋滞を緩和する計画もされている。例えば信号を減らすなど。
もちろん渋滞はガソリン垂れ流しなんだからよろしくない。
しかし都市で車が便利なように作り替えたら、車利用者は増えるだろう。
もはや都市では脱車なのか、燃費向上なのか、足並みがバラバラだ。
(言い換えれば車の量を減らすか、一台あたりのエネルギーを減らすか)
言ってしまえば、車を減らすことに専念すればよいのだ。
都市とは車が不便な場所にしていいはず。
実際都内であれば電車でこと足りる。
バカみたいに高い駐車場料金を払う必要もなくなる。
ガソリンだって今後ますます高くなれば必然的に車利用も減ってくるだろうが。



最後に、誰もが思うムダに年度末工事がある。
「今年度予算を使い切らないと来年度予算が減る」
という社会にまだ出てない学生には到底理解できないこのうたい文句のもと
多くの人が異論をとなえながら全く改善しない。
税金のムダ使いは言うまでもなく、
資源とエネルギーのムダ使いは
それまでの国民や企業のエコ努力を台無しにするものである。
数字的に正確なことはわからないけど
そんなことがされてることが最悪だよね。


何か明らかに批判してしまった(笑)
今日はこの辺で!