落ち葉の日
のほほんとしたタイトルをつけてしまったけど、
今日は大荒れの天気。
午前中は風が強くて、
街路樹のある道路には落ち葉が舞い上がっていた。
ふと思い出す。
小学校の頃、いちょう並木の道路はいちょうの落ち葉が
道路一面にたまっていて、
踏むとサクサク、カサカサ、ザクザク…
いろんな音でいっぱいだった。
しまいにはいちょうの落ち葉を友達にかけてふざけたり。
落ち葉も遊び道具の一つだったな。。。
いまとなっては、
落ち葉がうっとうしかったり、汚らしかったり。
掃除をする人にとっては迷惑な存在。
木を植えるのが嫌いな人は、落ち葉や毛虫がいやだって声が多いみたいだ。
同様に雪が降って喜ぶのは
スキー場と都会の子どもくらい。
社会人になればひたすら雪かきの心配だ。
子どもの心を忘れていくってのは、こういうことでもあるのかな。
落ち葉を燃やして焼き芋…なんて、
とっても知恵があるうまい方法だけど、
今の世の中では簡単に野焼きはできない(ダイオキシン対策といわれている)。
何か、それってとっても窮屈な気がする。
文化が貧しくなっていってる気がする。
落ち葉や紅葉が秋冬を伝えてくれる。
今年ほどそれを実感できた年はない。