夢の国1〜ゴミ〜

takeo_takeo2009-03-12

最近TDLに行った。
実に4年ぶりである。
ディズニー好きでもなければ、
絶叫マシンが好きなわけでもない(むしろ大嫌い)。
ここんとこ、食べ物にやたらと興味があるせいか、
アトラクション以上に食べ物屋さんに惹かれ、並ぶ。
今までと明らかに楽しみ方が変わって、
贅沢な気分を味わいながら、この楽しみ方もいいなぁとしみじみ。


さらに変わったのが、
「こんなに従業員いたのかー」
「従業員の服もそれぞれ場所ごとに全部違うなー」


って別に自分が仕事したいわけでもないけど。
それと
「みんなめっちゃお金おとしてくんだな」


中高生でも1万、2万をここでは惜しげもなく使っていく。
ミ○キーってすごい力を持ってるんだな、とあらためて思う。


モノとカネの出入りが激しいということは
莫大なエネルギーを消費していることもまた事実だろう。
電気はもちろんだが、ゴミの量も想像できない。
ついついいつもよりたくさんの食べ物を食べ、
たくさんのゴミを出している。
幸せなことに、園内には1分も歩けば必ずゴミ箱が見つかる。
食べては捨て、食べては捨てを繰り返し、ゴミの感覚も麻痺してくる。


話はそれるがポップコーンにいたっては、
お土産用のバケツにポップコーンを詰めての販売と、紙パックでの販売があるが、
洗って使える石油製品と使い捨ての紙ではどちらが環境に配慮しているか、
なかなか判断が難しい。
外国産わりばしとプラばしの問題にも当てはまるが。


すでにいくらかゴミにしろ省エネにしろ対策はとられているだろう。
でも「夢の国」ゆえに、なかなかそこには目がいきづらいように思われる。
というよりもそういう意識を失わせるのも一つの演出になるのだろう。
逆にそんなことが前面に出てくるとイメージを損なわせることにもなるかもしれない。


小難しいことはひとまず置いておいて、、
これだけ多くの国民を惹きつける場所だからこそ、
ここで環境保全のアクションをアピールできたらすごく面白いだろうな、と思った。
今回はゴミで考えるとすると、
TDLのゴミは○%がリサイクルされますが、それぞれの品目はこのように処理され、
こうしたものに再利用されます」
なんて園内のどこかにさりげなく表示されててもよさそうだけど。


それから食材やメニューが日本の食育につながるようなことができたら、
破壊的な力を持つような気がする。
どうせご飯時は並ぶんだから、
並びながら食べ物に関するポスターでも眺められれば十分ではないか。
テンションが上がって食べる量も回数も間食も増えてしまうのに、
選択肢のほとんどがジャンクフードやお菓子みたいな感じで、
ニッチはありそうな気がする。



何はともあれ、
せっかくの久々のTDLに行って、「夢の国」ワールドにノリノリになるのでなく、
冷やかにこんなことを考えるようになるとは、何だか歳をとってしまったのかなーと
少し切なくなってしまったtakeなのであった。
明日はパート2〜生き物〜を書きます。


写真:カリブの海賊ジャックスパロー