子どもの笑顔を力に

takeo_takeo2009-05-02

5月2日は瀬谷環境ネットのイベント「田んぼ体験」が行われた。
目的は代かきをすることだけど、まずは子どもたちに田んぼに慣れてもらおう!
ということで、裸足で田んぼの中を歩いてもらう。


瀬谷環境ネットが使わせてもらっている田んぼは、
今年度は近隣の小学校の農業体験の場としても活用している。
まだ一度も田んぼを見たことがない子どもたちに
田んぼを見せる機会にもなるわけ。


企画段階ではかなりバタバタした点も多くて、
大丈夫かなーという不安が先行してはいたけれど、
子どもたちは…


田んぼに入水すると、みんなキャーキャーキャーキャー
黄色い悲鳴が田んぼに響き渡る。
後々思い返すと、このキャーキャー言ってた子たちが
すぐに慣れるわけだから、不思議なもので。
「田んぼの中で座ってもいい?」なんて聞く子もいるんだから。
残念なことに(?)激しく田んぼにダイブする子はいなかったね(笑)。
まぁケガもなく、無事終わったのでホッとしてるけど。


その田んぼ体験の細かい様子は
本場の瀬谷環境ネットのブログにでも譲るとして、


最近大学でもそうだけど、イベントを企画して運営する、
という機会が多くなってきた。(ブログでは前にタケノコ掘りについて書いた)
自分自身が「自然環境を保全する」というのは何も自分だけが作業するのではなく、
周りの人に自然とかかわってもらう場を提供し、
そこで何かを伝えようと努力することも一つの手段である。
よく言われているように、むしろ自分が100回活動するよりも
100人に1回活動してもらうことの方がずっと大きな力になる。


自分の手で企画したイベント。
大変だな、面倒だな、と思うこともある。
でもそれが自分の中で成功(他の人が成功と思うか思わないかは別にして)だと思えたときは
やっぱりまた次もやってやろう!
もっと次はうまく仕掛けたい!
ってやる気になる。


ありがたいことに小学校とは1年を通じて関われることになっているから、
これからも多くのことを企画していく立場にある。


理想は僕らが子どもたちに伝えたいことを
子どもたち自身がアウトプットしてくれることかも知れないけど、
理屈抜きにして遊びの中で何かを感じ取ってくれたら十分。
田んぼの土のにゅるにゅる感、水のあたたかさ、生き物の多さ、生き物や土から空気の出る音。


いつも思う、僕が子どもの頃、身近なところに田んぼがあったらなって。
こんな体験を自分が実際やってみたかったなって。


だから今日のイベントの終わりには
子どもたちのはしゃぐ姿を見て「こんな場を自分の手で作り出せるなんて」
と感動してしまったわけで。


要するに
田んぼが面白いんです!!!!