デビュー!?

今日、2年前より調査に入っていた今川公園にて
カワニナの大放流会が行われました。
「園内にある小川にホタルを復活させる」
を目的に、
今年はそのエサとなるカワニナを定着させるために
暑い中、近隣の小学生と保育園児総勢150名が集まりました。
公園は横浜市緑の協会が管理をしており、今日の企画運営も行ってくれました。
さらに横浜ホタルの会会長さん、市会議員さんといった豪華なメンバーです。
コーディネーター役の方がかなり力を入れていたのでしょう。


僕が以前から公園の調査をしており、
データ提供や自然再生の提案をしていたこともあり、
特別に声をかけていただきました。
ただそのときにはすでに段取りもすべて決まっていたため、
今日は外から見守るだけだと思っていました。


ホタルやカワニナの放流には様々な議論がなされており、
当然ホタルの会さんもかなり気をつかってらっしゃると思います。
できれば放流にいたるまでの段階で関わりたかったというのが本音ですが、
せめて放流前に今の小川の現状をつかんでおく必要があると思い、
職員の方のご協力をいただき、生き物調査を実施しました。



そして調査終了後、子どもたちが到着。

とれた生き物は子どもたちに見せたい、ということで展示しました。
ありがたいことに、放流前に生き物の紹介する時間をいただき、
ノープランながら今いる生き物と小川との関わりについて触れました。


子どもたちが一人7,8匹のカワニナを持って川に並びます。

無事放流を終えた後は、子どもたちは展示した生き物に興味深々。
僕よりとても詳しい子もいましたが、嬉しい限りです☆


今日の放流を受けて、子どもたちが少しでも小川に愛着を持って
来年、再来年とずっと気にかけてくれたらいいな、と思います。
今回の放流がただの「バラマキ」にならず、
ホタルの再生を通じてたくさんの生き物のすめる環境づくりへつながっていくよう
僕もできる限りサポートしたいと思っています。


今日、犠牲になってしまったオニヤンマの成虫。
羽が一枚折れてしまったため、飛べなくなってしまいました。
本当にごめんね。。。