森林循環フェア

こんなマニアックなイベントにはなかなか学生で行く者は少ない。
今日が平日だったせいか、学生は俺、ただ一人。
まわりはおじさんおばさん、あるいはどっかの企業の人ばかり。
最初は居心地悪すぎた。


スギ、ヒノキをふんだんに使った家具や道具、箱根の寄木細工やミニモデルルームなど
とにかく見渡す限り木製品だ。
なんだか幸せ☆


最近木や木造をテーマに就活もにらんでるわけだけど
今日行ってやっぱりかなり勉強になったのは言うまでもない。
このフェアのキーワード(木ーわーど)は「地産地消」、
すなわち地場材(国産・神奈川県産材)を使うということ。
それはまさに俺がこだわっているところ。


何しろ日本の山間部が荒れているのは木材需要が輸入材に圧迫されていることが一番大きい、
ということは今まで何度か言ったかもしれない。
国産木材の自給率は20%という事実が環境を破壊している。


すなわち最も簡単に思いつく「建築からの環境へのアプローチ」として
国産にこだわった木造建築をつくる、という仕事だ。
本来、建築と離れて森林の保全を目指すような仕事でいいと思っている。
でも専門的知識がない分、その方面へはリスクが大きい。
なかなかそんな企業の探し方もわからないもので。


まぁそんな悩める学生に少しでも光を見出せれば、なんて思って言って見た。
それでこんだけ多くの団体が国産・県産にこだわって活動していることを知り、うれしくなった。


さらにうれしかったのは某木造建築工務店の人と話していると
その人は1級建築士かつ、俺がこの前受けた資格の取得者だったのだ。
名詞もいただいたので今後連絡を取ってみたいと思うし、
何しろ資格取得者というだけですごいレアな知り合いだ♪


そんでもって帰りにみなとみらい歩いたけど
何か一人で歩くみなとみらいは空しさであふれていたwww