水は命の象徴

この春休みは就活とバイトという
非常に無機質な生活をしている。
自分の一生を決める大事なとき。
であると同時に、大学三年の春休みは
残りわずかな貴重な貴重な長期休みであることは間違いない。
旅行一つできないのはもったいないじゃないか!
そう思って青春18切符を買って
去年の夏休みにお世話になった奈良県川上村に行って来た。

これについてはまた明日にでも書くとしよう。


新幹線より鈍行の旅が優れている点は何だろう?
一つは景色の移り変わりを感じられることかな。
新幹線じゃ一瞬のものがちゃんと見られる。
そこで気付いたことが日本の川の多さ。
横浜から京都までで20本くらいの川を渡ったのではないか。
神奈川県だけだと3本くらい渡るくらいだから、この数はかなり多いはず。


そう、この水の豊かさこそ日本である。
本来、日本人は水と深い関わりがあった。
川上村でも吉野川林業の密接な関わりがよくわかる。
森が水を育み、水が森を育む。
山の崖を伝う一滴の水がやがて大きな川となる。
「川の生まれる瞬間」に深い感動を覚えた。


水のあるところには命が集まる。


公園では水場に人が集う。
それは生物にとって自然なことかも知れない。
そして水と緑は切っても切り離せない。

俺はそんな生き物に欠かせない水と緑を守っていきたい、
そんな仕事ができたらいいな。



今、車窓から畑の中を歩く小学生が見える。
命を運ぶ川が見える。
美しい。
これが日本である。