末期の奇跡
生物が死ぬ間際に本能的に想像できないほどの力を発揮するー
生き物がその生涯において最低限やらなければいけないことー
それは子孫を残し、後世に命をつなげていくこと。
我が家のミニビオトープに間違って入れてしまった植物、
アメリカセンダングサ。
いわゆる厄介な外来種だ。
その旺盛な繁殖力により在来種に大きな影響を与えるとされている。
まだ葉しかないときに「何だろこれ?育ててみよう」と思って入れてしまった。
水の中でも育つからてっきり水生(抽水)植物かと思いきや…
アメリカセンダングサだったなんて↓↓↓
それを見分けられなかった自分になえる。つーか恥ずかしい。
んで、これは種子をつける前に駆除しなければと思い、
早々に抜いて放っておいた。
2、3日したらカラカラにかれて、もう大丈夫だと思ってたら…
種子が完成してる↓↓↓↓
抜いたときは確かにまだ花(やや花は終わりだったか)だったのに、
抜いてから種子がしっかりできてる。
恐らく死ぬ間際の全てのエネルギーを種子に使って、何とか生き残ろうとしたのではないか。
同様に稲も、最後はエネルギーを稲穂に集中させることを利用して
おいしい米になるって聞いた気がする。
生き物の本能とは見事なものだ。
人間は…さてどうなのかねぇ。