農家の勉強会in鳴子温泉

takeo_takeo2009-02-11

先週から、大学は春休みに突入した。
でも就職活動もあれば、研究もやらなければで休んでる場合ではない。
そんな中、昨日今日は風邪でダウンしていた。
まさに「ダウン」という言葉がぴったり☆
2日あわせても起きていた時間は15時間くらいかな(-_-);


さてさて、話題は変わって
先週は宮城県大崎市に行ってきた。
今回の目的は、週末に鳴子温泉で行われる雁音米の生産者さんの
勉強会+協議会のお手伝いのためである。
厳密に言うと、お手伝いに加えて、大きなお仕事をいただいた。
なんと
農家さんの前で、消費者代表として講演する
というのだ。


そこで、田尻の事務所では主にプレゼンのための準備をしたり、
資料作成のお手伝い等を行った。
早くあがった日は飲みに行ったり、
前日の資料づくりは深夜に及んだりと
濃い滞在になった。
温泉ではゆっくり…なんてのは甘い考えで。。。
あくまで、滞在中はお仕事ですから。


鳴子では初日にはNPO法人田んぼの岩渕先生(お会いするのは2度目)から
国際的な情勢も交えながらの水田と生き物のお話。
ただ、いつもながらスタッフはなかなかゆっくり
講演を聞くこともできないもので。。。


そのあとは各地区の農家さん代表が、
2008年の生き物調査の結果を報告するというもの。
なかなか普段人前に立ってしゃべるという機会もないかも知れない農家さんが
自分たちの地区の田んぼの情勢であるとか、
生き物のことをいきいきと(いやいや?)話すのはなかなかユニークである。
特に生き物の生態について、下ネタを交えて爆笑をさそう面白い農家さんもいたりで、
下ネタを効果的に使うことはある意味大事なプレゼン手段だと学んだ(笑)。


夜の宴会で飲みーの、
カラオケですべりーの、
ウコンの力の絶大なパワーに驚きーの、
深夜のラーメンをすすりーの、
温泉でうとうとしーの、
風呂上がりにYさんとかたりーの、
うるさいと怒られーの。
で、朝になった。(ウザイ表現ですみません)


長くなったが、
翌朝、協議会の途中で僕は「消費者からのメッセージ」と題して
10分くらい話させてもらった。
最後にたばこのポイ捨てを防止しようということを提案した。
これは以前田尻で水路にポイ捨てする人がいて悲しかったからである。
それにしても今思えば、足りなかったことだらけだったな。


(以下、自分の反省用にツラツラ書きます)
パワポは、あえて文字を最少限にして写真中心にしたけども、
「消費者」という要素をもっと入れるべきだったと反省。
・生産者への感謝の気持ち
・現代の消費者の生活実態(食生活や近隣関係など)
⇒農村空間の価値をより強調
・僕がみた農家さんの暮らしの豊かさ


何はともあれ、こうした場に立たせてもらえたことが
本当に幸せなことである。
予想外に、農家の方も熱心に聞いてくれた。
雁音農産の方々には深く御礼申し上げます。


せっかく多くの農家さんと知り合えたから、
今年もできる限り田尻に来たいと思うし、
もっともっと農家さんのいいところ、
時に悪いところも知りたいと思ったわけである。