「旬」の「竹」

takeo_takeo2009-04-15

そう、タケノコ!「筍」
去年は地元の友達のお宅で初めてタケノコをとらせてもらったけど、
今年は大学のキャンパス内で掘った。


しかも大学のボランティアチームで企画したイベントで、
タケノコを掘って竹林を管理するという一面と、
4月の新入生がボランティアチームに入ってほしいという意味もある。


大学で僕が所属するボランティア(Iボランティアセンター里山班)については
あまりこのブログでも触れていないけれど、
かれこれ活動は3年目になり、
多くの仲間は卒業していってしまった。


学生のボランティア特有の、「4年(通常)」という期限。
引き継ぎやメンバー確保の難しさを特に痛感している。
また、サークルとも異なり、強制力VS自発力 といった微妙な問題もある。


この話はこれぐらいにして、
だんだん初夏の陽気になってきて、活動はしやすくなってきている。


そんな今日の竹林での活動、
林の中を吹き抜ける風の気持ちいいこと。
キャンパス内で一番いい風が吹いてたと思う。
久しぶりなこの感じ♪
そして新入生がいっぱい!フレッシュ!!


スタッフで大変なことも多いけれど、
やっぱり自然の中で活動をして、純粋に楽しいと感じることが何よりの活力であり、
参加してくれた学生がまた来たいと思ってくれるとなおさらうれしい。
多くの学生に、この身近な自然の大切さ、伝えられるかな。。。

桜色舞う畑

桜並木とトラクター

ここ最近、木曜日の午前は近隣農家さんの農作業のお手伝いをしている。
去年から農作業をする機会も増えて、
そのおかげで季節の変化には以前より敏感になってきた。
寒くなり始めたとき、秋を感じ、
最近はあったかくなってきて「ああ、いよいよ暑い季節がやってきたな」と。


桜に関しても気になるところで、
つぼみ、3分咲き、7分咲き、ピーク…


今日の農作業は、そんな桜並木の一番よく見える場所だった。
おにぎりでも持ってお昼は桜の下で…
ってのが理想だったんだけどなぁ。。。


作業は、大根畑のトンネルの片づけ。
以前、種まきにたずさわった畑で、
たった2か月でこんなに大きくなるんだって嬉しかった。
やっぱり成長の喜びが農業の一番の原動力なんじゃないかなぁ、なんて。


まぁでも生易しいものじゃなくて、
支柱をひっこ抜く作業でグローブをしていた両手がまめだらけに。


弱っ!!!


やっぱ、農家さんの手ってごっつくて立派なんだけど、
やわだなぁ、自分。。。


作業後にはすっかり日焼けしてしまいました。

夢の国1〜ゴミ〜

takeo_takeo2009-03-12

最近TDLに行った。
実に4年ぶりである。
ディズニー好きでもなければ、
絶叫マシンが好きなわけでもない(むしろ大嫌い)。
ここんとこ、食べ物にやたらと興味があるせいか、
アトラクション以上に食べ物屋さんに惹かれ、並ぶ。
今までと明らかに楽しみ方が変わって、
贅沢な気分を味わいながら、この楽しみ方もいいなぁとしみじみ。


さらに変わったのが、
「こんなに従業員いたのかー」
「従業員の服もそれぞれ場所ごとに全部違うなー」


って別に自分が仕事したいわけでもないけど。
それと
「みんなめっちゃお金おとしてくんだな」


中高生でも1万、2万をここでは惜しげもなく使っていく。
ミ○キーってすごい力を持ってるんだな、とあらためて思う。


モノとカネの出入りが激しいということは
莫大なエネルギーを消費していることもまた事実だろう。
電気はもちろんだが、ゴミの量も想像できない。
ついついいつもよりたくさんの食べ物を食べ、
たくさんのゴミを出している。
幸せなことに、園内には1分も歩けば必ずゴミ箱が見つかる。
食べては捨て、食べては捨てを繰り返し、ゴミの感覚も麻痺してくる。


話はそれるがポップコーンにいたっては、
お土産用のバケツにポップコーンを詰めての販売と、紙パックでの販売があるが、
洗って使える石油製品と使い捨ての紙ではどちらが環境に配慮しているか、
なかなか判断が難しい。
外国産わりばしとプラばしの問題にも当てはまるが。


すでにいくらかゴミにしろ省エネにしろ対策はとられているだろう。
でも「夢の国」ゆえに、なかなかそこには目がいきづらいように思われる。
というよりもそういう意識を失わせるのも一つの演出になるのだろう。
逆にそんなことが前面に出てくるとイメージを損なわせることにもなるかもしれない。


小難しいことはひとまず置いておいて、、
これだけ多くの国民を惹きつける場所だからこそ、
ここで環境保全のアクションをアピールできたらすごく面白いだろうな、と思った。
今回はゴミで考えるとすると、
TDLのゴミは○%がリサイクルされますが、それぞれの品目はこのように処理され、
こうしたものに再利用されます」
なんて園内のどこかにさりげなく表示されててもよさそうだけど。


それから食材やメニューが日本の食育につながるようなことができたら、
破壊的な力を持つような気がする。
どうせご飯時は並ぶんだから、
並びながら食べ物に関するポスターでも眺められれば十分ではないか。
テンションが上がって食べる量も回数も間食も増えてしまうのに、
選択肢のほとんどがジャンクフードやお菓子みたいな感じで、
ニッチはありそうな気がする。



何はともあれ、
せっかくの久々のTDLに行って、「夢の国」ワールドにノリノリになるのでなく、
冷やかにこんなことを考えるようになるとは、何だか歳をとってしまったのかなーと
少し切なくなってしまったtakeなのであった。
明日はパート2〜生き物〜を書きます。


写真:カリブの海賊ジャックスパロー

パパとムスメの2日間

2日間限定でパパになりました☆


昨日、ビオトープの講座の修了生が卒業後初めて集い、
情報交換をしたり、今後の連携等について検討するという会があった。
僕からすれば周りはみんな先生で、環境業界第一線で働く人ばかり。
刺激的な一日となった。


この集いには、いつもお世話になっている宮城県田尻の小野寺さんもいらしており、
お子さんを二人連れての参加であった。
0歳の長男から手が離せないということもあり、僕は4歳の長女の子守を任されたのである。
ビオトープの集いは大人の時間ということで、子どもは我慢を強いられた。
今日は我慢したご褒美に、水族館に連れて行ってあげるという約束。


この二日間のパパ体験で、何だか考えさせられることが多かった。


抱っこを長時間するということがこんなにつらいものか、と思ったり、
何度もいじけられて、子どもは難しいな、と思ったり、
電車では意外にみんな席を譲ってくれたり。


でも何より、親一人で子どもを一人見ることでさえ、すごく大変なんだってのを実感した。
あっ、少子化ってこの社会ではごく自然な流れなんだなって、ふと思ってしまった。
表面的なことかも知れないけれど、
核家族化で世帯の人数が減れば、子どもをみる大人の数は減る。
お母さん一人ではやっぱり一人が限界。
誰も手伝ってなどくれない。
時には親だって子育てのお休みがほしくなるかも知れない。
そんなときに任せられる人…かつて祖父母や隣近所が補ってくれた部分、
やっぱり1.5人くらいの大人で一人の子どもを見るような社会にならなきゃいけないのではないだろうか。
今日の僕は0.3人分くらいの働きだっただろうけどね。


先日、たまたま帰りのラッシュ時に東海道線に乗る母子を見かけた。
電車に乗るとベビーカーをたたみ、倒れないように気をつけながら、
片手で赤ちゃんを抱いて座る。
でもやがて赤ちゃんが泣きだしてしまう。
ラッシュ時の電車内、なんとなく嫌な雰囲気になってしまうもので、
せめて誰かがベビーカーを持ってあげて、お母さんの両手を自由にしてあげたら
少しは楽になるだろうに。
誰かがお母さんに話しかけてあげて、安心させてあげられるのなら…
混雑した車内で、誰しも余裕などない。残念だか僕も例外ではなく。
むしろラッシュ時は子どももお年寄りも電車など使うな、
というような暗黙の了解があるようにさえ思う。


大人でさえが息苦しい街は、子どもにとって住みやすい街であるはずがない。
大人が余裕を感じられない空間は、子どもに安心を与えられる空間であるはずがない。
少子化は社会全体の問題である前に、僕ら一人一人の心の中の問題でもあるのではないか。
子どもを大切にしない社会に、明るい未来なんて来ないな。。。
何か政治家のキャッチフレーズみたいだけど、そんなことを感じていた。


少なくともまちづくりをかじった人間として、
子どもを安心して育てられるまち、子どもを地域みんなで大切にするまちを
しっかり取り戻していかなきゃいけないと思った。



最後に、田尻で僕が小野寺家でお世話になって、
逆に東京に小野寺さんが来るときは僕が力になってあげられる、
こういうことはすごく大切にしたいなぁと。
さんざんお世話になってるから恩返しなんてなかなかできないとは思うけど、
頼ってもらえることは幸せなことだと感じている。

収穫!

takeo_takeo2009-02-14

今日は2月だというのに気温20度を越すという異例の事態。


ま、そんな異例なときだからこそ(?)
ずっとほったらかしだった庭の野菜をみてみた。
青ネギは秋に一度収穫してから、
「地上部が枯れてまた葉が出てくる」という情報の通り、
小さな葉っぱがひょこひょこと顔を出している。
これ、何回再生するんだろうか。


もう一つは、いつ植えたのかもわからないニンジン。
多分夏くらいに植えて、虫に葉っぱをほとんど食べられて
もう全滅だと思っていた。
でも、ほんの数本だけが生き残って、立派な葉を広げている。
もう収穫するタイミング逃したかな、と思ってあきらめていた。
というか、あれだけ壊滅的に食べられた時点で期待もしてなかった。


で、ひっこ抜くと…


奇妙!!!


ねじねじと、まるで中尾彬のマフラーのごとく、
でもたくましく育ったニンジンがとれた。
大きさは、全然市販のものとは比べモノにならないが、
うちの庭でとれただけでうれしいもので♪
でも今年はもっとしっかり土づくりからやりたいなー
と思った一日でした。

農家の勉強会in鳴子温泉

takeo_takeo2009-02-11

先週から、大学は春休みに突入した。
でも就職活動もあれば、研究もやらなければで休んでる場合ではない。
そんな中、昨日今日は風邪でダウンしていた。
まさに「ダウン」という言葉がぴったり☆
2日あわせても起きていた時間は15時間くらいかな(-_-);


さてさて、話題は変わって
先週は宮城県大崎市に行ってきた。
今回の目的は、週末に鳴子温泉で行われる雁音米の生産者さんの
勉強会+協議会のお手伝いのためである。
厳密に言うと、お手伝いに加えて、大きなお仕事をいただいた。
なんと
農家さんの前で、消費者代表として講演する
というのだ。


そこで、田尻の事務所では主にプレゼンのための準備をしたり、
資料作成のお手伝い等を行った。
早くあがった日は飲みに行ったり、
前日の資料づくりは深夜に及んだりと
濃い滞在になった。
温泉ではゆっくり…なんてのは甘い考えで。。。
あくまで、滞在中はお仕事ですから。


鳴子では初日にはNPO法人田んぼの岩渕先生(お会いするのは2度目)から
国際的な情勢も交えながらの水田と生き物のお話。
ただ、いつもながらスタッフはなかなかゆっくり
講演を聞くこともできないもので。。。


そのあとは各地区の農家さん代表が、
2008年の生き物調査の結果を報告するというもの。
なかなか普段人前に立ってしゃべるという機会もないかも知れない農家さんが
自分たちの地区の田んぼの情勢であるとか、
生き物のことをいきいきと(いやいや?)話すのはなかなかユニークである。
特に生き物の生態について、下ネタを交えて爆笑をさそう面白い農家さんもいたりで、
下ネタを効果的に使うことはある意味大事なプレゼン手段だと学んだ(笑)。


夜の宴会で飲みーの、
カラオケですべりーの、
ウコンの力の絶大なパワーに驚きーの、
深夜のラーメンをすすりーの、
温泉でうとうとしーの、
風呂上がりにYさんとかたりーの、
うるさいと怒られーの。
で、朝になった。(ウザイ表現ですみません)


長くなったが、
翌朝、協議会の途中で僕は「消費者からのメッセージ」と題して
10分くらい話させてもらった。
最後にたばこのポイ捨てを防止しようということを提案した。
これは以前田尻で水路にポイ捨てする人がいて悲しかったからである。
それにしても今思えば、足りなかったことだらけだったな。


(以下、自分の反省用にツラツラ書きます)
パワポは、あえて文字を最少限にして写真中心にしたけども、
「消費者」という要素をもっと入れるべきだったと反省。
・生産者への感謝の気持ち
・現代の消費者の生活実態(食生活や近隣関係など)
⇒農村空間の価値をより強調
・僕がみた農家さんの暮らしの豊かさ


何はともあれ、こうした場に立たせてもらえたことが
本当に幸せなことである。
予想外に、農家の方も熱心に聞いてくれた。
雁音農産の方々には深く御礼申し上げます。


せっかく多くの農家さんと知り合えたから、
今年もできる限り田尻に来たいと思うし、
もっともっと農家さんのいいところ、
時に悪いところも知りたいと思ったわけである。

ハンサムスーツ

takeo_takeo2009-01-25

これを着たら、一瞬にしてみんながカメラを向ける。
人生で、これほどカメラに撮られ、ちやほやされたことがあろうか。




ってことで、
『なら「みどりの風」in 横浜
女人高野 室生寺と櫻井・宇田の観光展』


一言で言うと、
奈良の桜井市宇陀市・曽爾(そに)村・御杖(みつえ)村の観光展
のお手伝いをしてきた。
何で、そんな手伝いをしたかというと
たまたま縁があって知り合った曽爾村の役場の人からなんと



せんとくんに入ってくれへん?」


というお誘いの電話がきたのだ。


せんとくんとはご存知、平城遷都710年から
来年2010年で1300年という記念すべき年の
PR用につくられたゆるキャラ


のはずが「キモキャラ」として恐れられている生き物である。
対立候補として、「まんとくん」、「なーむくん」が出てきて
誰がオフィシャルキャラクターになるかでもめたというニュースは
記憶に新しい。
そんなせんとくんが横浜ではいったいどんな反応なのだろう、と心配していると











…大大大人気!!!!!!!!







「きもちわるい〜」と言いながら
みんな近寄ってくる、近寄ってくる。
写真撮影、握手、手つなぐ、腕組む、もうハンパない人気!!!
アイドルです、これは。
顔かぶった瞬間に世界が変わったわー。
別の人の体に乗り移ったみたい。


外から見ると、写真1枚目みたいな感じ。
まさかマイミクの中にはその場にいた人はいないだろうけども。。。
でもみんな意外に好きなんだね、あの気持ち悪さが。




しかし人生で最大のモテ期が一日で終わってしまったことは
紛れもない事実である。


P.S.昨日の神奈川新聞にも写真付きで載ってるので、チェックしてね☆
(中身俺ではないですが)